アップルは10日未明、タッチ画面が大きくなった新型スマートフォン「iPhone 6」、および「iPhone 6 Plus(プラス)」を発表。9月19日より発売します。

新iPhoneは、タッチ画面の大型化と、CPUやカメラ機能が強化されたのが主な特徴。いずれも、16GB/64GB/128GBモデルの3タイプを用意し、32GBモデルは姿を消しました。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイとiPhone 5sの3色を継承します。
液晶画面は、前モデルiPhone 5sの4型から、iPhone 6が1,334×750ドット(326ppi)の4.7型に、iPhone 6 Plusが1,920×1,080ドット(401ppi)の5.5型に大型化され、液晶パネルはIPSテクノロジー搭載の「Retina HDディスプレイ」と呼ぶ高精細パネル。
また、本体は酸化被膜処理が施されたアルミニウム素材を採用し、継ぎ目のないシームレスなデザインで、大型化されながらも、手に心地よく馴染むという。画面が大きくなりながらも厚さは、iPhone 6が6.9mm、iPhone 6 Plusが7.1mmとiPhone 5sの7.6mmよりも薄くなっているのもポイント。

CPUは64bitアーキテクチャで設計されたA8チップ、コプロセッサもM8に強化され、処理性能はiPhone 5sのA7チップと比べCPUは25%、GPUは66%性能向上。OSは、新しいiOS 8がプリインストール。Siriで自宅にある様々な機器を操作できるなど新機能が追加され、より便利に!
カメラ機能も強化。裏面照射型CMOSセンサーを採用した800万画素iSightカメラを搭載。1.5ミクロンのピクセルとF値2.2の開口部に加え、強化された顔検出、最大43メガピクセルのパノラマなどの機能を追加。Focus Pixels使った新センサーにより連続オートフォーカスも可能となってます。さらに、iPhone 6 Plusには、光学式手ぶれ補正も備えます。
動画撮影では、1080p/60fpsのHD撮影や、720p/240fpsのスローモーション撮影が可能になったほか、指定した間隔で自動撮影を行う「タイムラプスビデオ」を搭載。映画レベルのビデオ手ぶれ補正や連続オートフォーカスビデオも追加されています。
120万画素のFaceTimeカメラについても、レンズの開放F値が2.4から2.2となり、顔検出が強化。新しいバーストモードでは1秒間に10枚の写真を撮影できるという。
このほか、新たに非接触のNFCを本体上部に装備。現時点では北米エリアのみの「Apple Pay」と呼ぶ決済機能に対応します。4G LTEでは、通信速度が最大150Mbpsに向上。VoLTEもサポート。無線LAN機能は、IEEE802.11a/b/g/nのほか、11acをラタにサポート。
セキュリティの面では、iPhone 5sで採用された指紋認証センサー「Touch ID」を搭載。今回初めて、デベロッパがTouch IDを他社製アプリケーションに組み込めるようになりました。センサーは、GPS、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサーに加え、新たに気圧計が追加。
サイズ(幅×奥行×高さ)と重量は、iPhone 6が67.0×138.1×6.9mmで129g。iPhone 6 Plusが、77.8×158.1×7.1mmで172g。SIMカードはnano-SIM。コネクタはLightning。
SIMフリー版の価格(税抜)が発表されており、iPhone 6の16GBモデルが67,800円、64GBモデルが79,800円、128GBモデルが89,800円。iPhone 6 Plusの16GBモデルが79,800円、64GBモデルが89,800円、128GBモデルが99,800円となってます。
ソフトバンクモバイル
・ 【iPhone】オンラインで購入!