トリプルコア製品「Phenom X3 8000」シリーズが、米AMDから現地時間の27日に発表されたそうです。
トリプルコアの「Phenom X3 8000」シリーズは、クアッドコアのX4シリーズとトランジスタ数やダイサイズなど同じハードウェアを使用しているのですが、3コアだけ動作させている業界初の製品。そのため、価格が抑えられ「メインストリームでの浸透を狙う」としています。
ラインナップはPhenom X3 8600(2.3GH)と8400(2.1GHz)の2モデル。参考価格は順に175ドル、150ドルで、TDPは95W、ステッピングはB2となってます。なお、当面はOEM専用となるようで、すぐに店頭に並ぶことはないようです。
気になる性能の方は、同クロックのデュアルコアモデルと比較して、最大で3割の性能向上が見込めるとのこと。
また、新ステッピングの「Phenom X4 9x50」シリーズおよびTDP65Wの「Phenom X4 9100e」も併せて発表されています。
Phenom X4 9x50シリーズは、B3と呼ばれる新しいステッピングを採用したもので、従来のB2シリーズにあったTLBのエラッタを解消している。それ以外の基本的なハードウェアの仕様は、従来製品と変わらないが、最上位モデルのみHyperTransportクロックが1.8GHzから2GHzになった。また、従来製品よりクロックの高い上位2製品は、TDPが95Wから125Wに向上している。コチラはPhenom X4 9750(2.4GHz)/9650(2.3GHz)/9550(2.2GHz)と、さらにクロック倍率のロックがかかっていない「9850 Black Edition(2.5GHz)」の計4モデルを用意。価格は9850 Black Editionが235ドル、9750が215ドル、9550が195ドル。9650はOEM専用となるのですが、価格は現行の9600と同程度になるそう。
Phenom X4 9100eはTDPを65Wに抑え、小型フォームファクタでの利用を可能にした製品。クロックは1.8GHz。ステッピングはB2のまま。OEM向け専用製品となるが、参考価格は200ドル前後。▼ 詳細はコチラの記事で
PC Watch
・ AMD、新ステッピングの「Phenom X4 9x50」シリーズ
・ B3ステッピング採用「Phenom X4 9850 Black Edition」速報レビュー
パフォーマンス/ワットに関して、今回のPheno X4 9850が「良い」と言い切れるかどうかは微妙。ほぼ同価格帯に位置するCore 2 Quad Q6600に肉薄し、一部超えるスコアのテストもある。しかし125WのTDPがやはりネックとなる。これが仮にハイエンドの「FXシリーズ」ならユーザー層的にも納得できるところだろうが、メインストリーム向けで125Wというのは疑問が残る。










