「XEL-1」は、解像度960×540ドット(QHD)の有機ELパネルを採用した世界初のテレビ製品。自発光方式のため、バックライトの必要がなく、現在の液晶パネルより高い動画性能があります。加えて、コントラスト比 100万:1以上(全白/黒)の実現や、有機ELの特性を活かしたパネルの薄さを3mmとしています。
独自の「Super Top Emission」により高い開口率を実現。さらに、多重反射により各画素の有機膜層から出力光を効率よく取り出すマイクロキャビィティ構造の採用や、出力光をカラーフィルタで調節することで、自然な発色と、高い色純度を実現する。なお、パネルの寿命の目安としては、「一日10時間、10年間使えるということから“3万時間”」としているようです。
チューナーは、地上/BS/110度CSを搭載。1W×2ch出力のスピーカーやロッドアンテナも装備します。主な機能では、ソニールームリンク(DLNAクライアント)やブラウザ機能など。テレビポータルサービス「アクトビラ」にも対応します。操作画面は同社ではおなじみのクロスメディアバー(XMB)が採用。
入力インタフェースは、背面にHDMI×1のほか、USBやEthernetなど装備。付属のリモコンは、本体にあわせた薄型デザインが採用されています。
本体サイズは287×140×253mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2kgで、消費電力は45W。
なお、Display2007/ファインテックジャパンに出展された11型有機ELテレビでは、1,024×600ドットのパネルを採用していたが、量産モデルでは960×540ドットとなった。白石部長によれば、「画素数の上でアスペクト比16:9にこだわったため」という。また、XEL-1の960×540ドットは、フルHD(1,920×1,080ドット)をちょうど4画面に分割したサイズということから、回路設計が容易になるなど、実際に商品化するときの利点が大きいことから、同解像度とした。次世代テレビの先鋒として、いよいよ有機ELテレビが商品化。価格も11インチとはいえ20万円に抑えたのはソニーさん、相当がんばったのではないでしょうか。
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