日本AMD株式会社から14日、長年にわたって親しまれたブランド名「Athlon」を捨て、次期プロセッサからは新たなブランド名で登場させるとの発表があったそうです。
刷新された新ブランド名は「Phenom (フェノム)」と呼び、“驚異的な・目を見張るといった意味の「Phenomenal」”が語源なんだそうです。
Phenomには「Phenom FX」、「Phenom X4」、「Phenom X2」の3種類のラインナップが用意される。共通の強化点として、最大2.6GHz動作(CPUクロックによって変化)のHyperTransport 3.0や、コア単位で電圧を制御する「Split Power Plane」に対応し、128bitの浮動小数点ユニット(FPU、従来は64bit)とL3キャッシュ(現時点では容量非公開、Barcelonaでは2MB)を搭載する。「Phenom FX」は、サーバー/ワークステーション向け「Barcelona (コードネーム)」をベースとしたクアッドコアプロセッサで「Quad FX」に対応。2基搭載することで計8コアでの動作が可能としています。同社は、計16コアシステムで動作するオクタコア(8コア)プロセッサも開発中なんだとか。
同じく、「Barcelona」ベースの「Phenom X4」もクアッドコアプロセッサなんですが、こちらは1基で使用するモデル。
クアッドコア製品は、シングルダイによるネイティブクアッドコアで、デュアルダイ2チップを1つのパッケージに載せ、CPU・メモリ・I/O間で1つのFSBを共有するIntel製品に対し、ボトルネックの少ない効率的なデータ転送ができるとしている。最下位モデルとなる「Phenom X2」はデュアルコアプロッセッサ。128bit FPU、L3キャッシュを搭載するとのことです。
CPUソケットは、Phenom FXがSocket 1207、Phenom X4/X2がSocket AM2と、従来のAthlon 64 FX/X2シリーズと共通だが、CPUパッケージは前者が1207+、後者がSocket AM2+となる。今後発売される1207+/Socket AM2対応マザーボードは、これまでの全Athlonシリーズを搭載可能。
また、「Phenom」シリーズは既存の「マザーボードでもハイブリッドBIOSと呼ばれる対応BIOSにアップデートすることで利用」可能だそうです。ただし、HyperTransportは1.0のみで動作し、「Split Power Plane」機能も当然利用できないので注意。
なお、今後のAthlon 64 X2シリーズは、“64”を無くし、TDPを45Wに引き下げた「Athlon X2」シリーズとして近い将来登場する見込みで、もう1製品も追加予定。Sempronシリーズは、ブランド名の変更はなく、このまま継続されるとのこと。
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