9日、次世代ディスプレイとして注目を浴びている東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社の「有機ELディスプレイ」と、ソニーから事業を継承した株式会社エフ・イー・テクノロジーズから「FED」(Field Emission Display/電界放出ディスプレイ)の発表がありました。
東芝松下ディスプレイからは21型サイズの有機ELディスプレイの発表があったようです。
パネルの解像度は1,280×768ドットで、「低温ポリシリコンを用いた高分子タイプ有機ELとしては世界最大画面を実現」したとしています。表示色は1,678万色。
有機ELディスプレイは、ガラス基板上で微細な有機EL層を自発光させて映像表示するため、動きの速い映像であっても“動画ボケ”がなく、高コントラストで広い視野角をを実現させます。また、これまでの液晶ディスプレイのようにバックライトが不要になるので、さらなる省スペース化と省資源が可能なため環境に優しいという特長があります。
同社が培ってきた低温ポリシリコン技術とともに、大型化に有利な塗布型プロセスを用いて作成。RGB発色層には、高分子の有機EL材料を用い、インクジェット方式による塗り分けプロセスを採用することで、21型という大型化を実現した。
エフ・イー・テクノロジーズからは、解像度1,280×960ドットの19.2型FEDが発表され・・・
輝度は400cd/m2、コントラストは2万:1。画素ピッチは0.306mm。FEDは、CRTと同様に電子をカラー蛍光体にぶつけて発光させる自発光型のディスプレイ。ソニーのトリニトロン技術の一部を継承し、CRTに近い構造としながら、広視野角や高コントラスト、低消費電力などを特徴とする。どちらも期待がかかるわけですが。発売となった当初の価格は相当なものなんでしょうね。
なお、どちらのディスプレイも11日から東京ビックサイトで開催される「ディスプレイ2007」に出展されるとのことで、興味のある方は見に行ってみてはどうでしょう。
一つ気になるのがキャノンの「SED」。昨年、東芝が撤退したことでキャノンが独自開発を行なうことになったのですが、今回の「ディスプレイ2007」で何らかの発表があるのか・・・気になるところ。
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