セイコーエプソンが、フロントプロジェクターおよびリアプロジェクションテレビ向けの高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)に、無機配向膜を使った新技術「クリスタルクリアファイン」を開発したそうです。
ITmediaから
無機配向技術「クリスタルクリアファイン」を用いたHTPSは、コントラストを従来比で4~5倍以上に高めることができるほか、黒の再現性向上、配向むらの低減などのメリットを確保。同技術による高開口化/高精細化/高画質化を進めることで、より高性能なプロジェクション製品が開発可能になるという。この新技術の最大の特徴は、高コントラストを達成したことで
「従来の配向膜を水平に寝かせるTN方式では、電圧がONの時に黒表示となるのだが、このとき液晶分子が十分に立たない部分が発生し、そこで光が透過してしまうことで光漏れが発生していた。新技術ではこの配向膜を垂直にするVA方式にして、黒表示が電圧をOFFにした時に変更。液晶分子がしっかり揃っている時が黒表示になるので、光漏れがほとんどなくなり、結果として高コントラストになる」(同社)また、従来モデルとプロトタイプ、2台の57V型リアプロTVの画質比べをしてます。このプロトタイプには
クリスタルクリアファインだけでなく、絞りをリアルタイムに可変するダイナミックアイリス機構などコントラストを向上させるさまざまな技術が盛り込まれており、コントラスト比は実測で10000対1以上まで高まっているとのことで、特に暗いシーンでのコントラスト比が明らかに従来モデルより向上してるのがわかります。
「クリスタルクリアファイン」は、2006年度以降順次HTPS製品に搭載する予定だとか。







